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エツ


その昔、九州行脚の途中に筑後川を渡ろうとした弘法大師を親切に自分の船でお送りした漁師へのお礼に、葦の葉を一枚、川に投げ入れたところ、エツになり、それ以後その漁によって、漁師は貧しさから救われたのだという伝説が残っています。

ずっと以前の事ですが、福岡西部にある、大川という家具の街に行った時の帰り道で、その筑後川の土手にさしかかったあたりで信号待ちをしている際に、ふと古風な店構えの軒先に、「エツ料理あります」と美しい筆文字で書かれた紙札が目に止まりました。
食べたことのなかったものなので、どんな味かな~と思いながらも、そのときはすでに食事も終わっていたし、夫はあまり目新しい食べ物にそれほど興味を示さないので、そのまますっかりエツの事は忘れていたのです。

ところが、数日前近所のマーケットで、そのエツが、氷の上に並べられて売っているのを見つけてしまいました。
もう永年福岡の住人をしているのに、売っているのは初めてだったので
びっくりでしたが、ここはやはり買わねばと、二匹だけ買ってみたのです。
初めての魚に敬意の為、頂きます。とお辞儀をして記念写真です。
刺身には小骨が多くて「はも」の様に骨切りしないといけないようです
が、簡単に焼いて味わってみました。
あっさりと上品なおいしさでした。
これで、いつか食べてみたいと思っていた食べ物の楽しみの一つが減った事になります。
国内でも、未知の味はまだまだあるのに、世界中でと言うことになれば
ものすごい数になるのでしょうね。

さて、福岡にはまだ、めづらしい魚の一つに、「あぶってかも」という魚があります。
あぶって(焼いて)かも(鴨)??
初めて見たときは何で魚なのに?と思ったのですが、どうやら調べてみると かもは 噛もうと言う意味のようです。
この魚も夏の短い間しか見かけません。
ちょっと小ぶりですが、なかなか美味しい魚でした。
スズメ鯛の仲間のようです。
あぶってかも

大きさが解るように卵と比べておきました。
他の地方でも別名であるかと思うのですが、一度は食べてみる価値のある珍しい魚だと思います。

最近福岡でも手に入ることを知ったのですが、もう一つ夏の味覚の楽しみに、この岩牡蠣もトップクラスのおいしさです。
唐泊漁港という港があるのですが、ここの漁協の委託で販売してくれる所を知り、夏の楽しみに買いに行きます。
一キロはかっても3個くらいしかありませんので、その大きさが解ると思いますが、海のミルクと言われるように、ジューシーなミルク色の汁と共に、少しゆずとか、スダチなどをきゅっと絞り、もみじおろしを添えて頂く牡蠣はとても幸せな気分になります。
岩牡蠣

食いしん坊なので、休みになると、あちらこちらと美味しいものを探しに行って、楽しんでいます。
昔は育ち盛りの子供には、安くて美味しいものをたっぷり食べさせていたように思いますが、最近は、カロリー制限も考えて、少々高くても美味しいものを、少しだけ・・と言うようになりました。
宴会もあまりしなくなりましたので、沢山の食器類が暇そうに食器棚の中で順番待ちです。  
そろそろ、物を持つ楽しみよりも、心に残る楽しみや人との交流などへの思いが強くなってきたのは、年のせいなのでしょう。 
来世に持っていけるものの方が大切になりつつあります。

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